補正予算閣議決定=国交省、子育てエコホーム支援開始、2100億円で住宅新築やリフォームに補助、長期優良に100万円、ZEHは80万円

政府は10日、2023年度補正予算案を閣議決定し、住宅の省エネ化への支援を強化するための補助制度が盛り込まれた。

2日に決定した総合経済対策の事業の一つ。国土交通省事業のうち住宅の新築やリフォームでは、「子育てエコホーム支援事業」として、2100億円が盛り込まれた。

子育て世帯、若年夫婦世帯が長期優良住宅を取得する場合には1戸あたり100万円を、ZEHは80万円を補助する。

終了した当初予算の事業「こどもエコすまい支援事業」では、ZEHで100万円の補助だった。同省では、ZEHは普及が進んでいると判断。環境性能以外の性能が必要で、管理についても品質を確保する長期優良住宅を手厚く補助し、強く後押しする。

また、環境省、経済産業省と取り組む住宅省エネリフォームの予算も盛り込まれた。環境性能を引き上げたり、長期優良住宅化などのリフォームを支援し、質の高い住宅ストック形成につなげる。

2023年11月21日付5面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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