パナソニックホームズ、福島県伊達市で街びらき=地元企業主体の開発・運営を支援

パナソニックホームズ(大阪府豊中市、井上二郎社長)は10月29日、福島県伊達市高子地域で官民連携で取り組んできた大型分譲地「アップデートシティふくしま」の街びらきを実施した。

同プロジェクトは、2014年5月に伊達市が策定した「伊達市健康都市基本計画」に基づき、伊達市やパナソニックホームズなど5者が16年3月に事業化検討パートナーとして覚書書を締結したことで具体化がスタート。

分譲地は交流施設と移住検討のための試住施設、約214区画の戸建住宅などで構成。地元企業4社とまちづくりのノウハウを持つ県外の企業1社が設立した運営会社が、居住者の困りごとや要望に応じて提供するサービスを「アップデート」していく。

販売する戸建住宅は地元の工務店14社が建設し、パナソニックホームズが手掛けたのは、わずか1棟のみ。地元企業による街づくりを通じて地域の活性化や地方創生につながる、地産地消のまちづくりモデルを目指したという。

パナソニックホームズは他の自治体とも同様のまちづくりを展開したいとした。

2023年11月07日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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