
住友林業(東京都千代田区、光吉敏郎社長)は13日、アメリカで約6500戸の戸建住宅を販売する上場企業のTri Pointe Homes(トライポイント社)を完全子会社化すると発表した。
取得金額は42億8100ドル(1ドル153円=約6549億円)。買収が実現すると住友林業グループのアメリカ国内での住宅販売戸数は全米5位相当の1万8千戸に達する。アメリカ住宅市場は金利の高止まりと住宅価格高騰の影響を受け、需要停滞が長引いている。
光吉社長は、逆風下での大型買収について「米国戸建住宅事業の土台固めと持続的成長に向けた重要なステップ」と位置付ける。製材事業を持つ住友林業グループとトライポイント社が上場企業として培ってきた強固な経営基盤、住友林業グループ各社の地域に根ざした土地調達力などを融合させることで、「ナショナルビルダーとしての確固たる地位の確立を目指す」とした。
住友林業が100%子会社化するトライポイント社は、ニューヨーク証券取引所に上場する米国のホームビルダーで、2024年12月期の販売戸数は6460戸(前期比22・5%増)、売上高は44億9300万ドル(6874億円、同20・9%増)、税引き前当期純利益6億1700万ドル(同944億円、同32・1%増)。
同社グループが未進出のカリフォルニア州に本社を構え、全米13州で事業を展開。カリフォルニア州は全米第3位の市場規模を誇り、トライポイント社を取得することで展開エリアの拡大を図る。







