固定型住宅ローン金利が上昇を続けている。固定金利型住宅ローン「フラット35」の5月の融資金利は最頻値が2・710%、最高値が5・150%、最低値が2・710となり、現行制度に移行した2017年10月以降でいずれも最高値を更新した。

また、返済期間20年以下の「フラット20」および同36年以上50年以下の「フラット50」も最頻値・最高値・最低値の全てで過去最高を更新した。最頻値に着目すると「フラット35」および「フラット50」の最高値更新は4月に続き連続2回目で、「フラット20」は25年12月から6ヵ月連続での最高値更新だった。

固定金利型住宅ローンの金利上昇の背景にあるのは、同金利の水準に影響する10年物国債の利回り上昇だ。同国債の利回りは3月から上昇基調にあり、1日は前日比0・005ポイント上昇の2・509%で1997年6月以来の高水準を継続した。特に4月21日以降はほぼ連日、最高値を更新する状態が続いている。