4月30日にLIXIL(東京都品川区、瀬戸欣哉社長)、タカラスタンダード(大阪市城東区、小森大社長)、TOTO(福岡県北九州市、田村信也社長)が2026年3月期決算説明会を行った。
説明会は3社とも、4月に出した中東情勢の影響に伴う製品の受注・供給への影響に関するコメントを取り下げていない状況下で行われ、各社のうちLIXILの瀬戸社長とタカラスタンダードの小森社長は決算説明の場とその後の質疑応答の中で、中東情勢を受けての受注と供給の現状などに言及。瀬戸社長は受注・出荷の現状と今後の値上げについて、小森社長は業界としての取り組み状況などを説明した。
LIXILの瀬戸社長は決算説明の中で「一番大きな問題点は、やはり供給の問題だ」と発言。
「今は断熱材が大きな不安材料になっているが、断熱材がないがゆえに新築の着工が遅れる問題点などが起こる可能性がある。ここは瞬発力で一つ一つ解決していく時期だと思う」「今年度の予測に関しては、価格の改定も原材料・資材費の高騰も、両方とも大きなことになってくると考えている」と述べ、供給の制約が新設住宅着工戸数に与える影響を懸念すると同時に、中東からの原油・ナフサの供給不安を背景とする急激なコスト高への対応として、値上げについて言及した。






