快適な居住空間へ、進む技術開発、〝長く住み継ぐ〟本格化

快適な居住空間には温熱環境が大きな要素を占める。暑さや寒さが人に与える影響は大きく、住宅事業者や部品企業は居室内の快適な環境の実現に力を注いできた。

最近では、断熱材の進化や開口部における断熱・遮熱性能向上へ向けた技術開発も強まっており、新築住宅での採用に加え、リフォーム需要拡大の期待もある。2020年度には、住宅を含むすべての建築物で新たな省エネ基準(平成25年基準)適用が義務化される予定。

長く住み継ぐ住まいへの取り組みが本格化しそうだ。

ヒートショックをはじめ、温熱環境に起因する家庭内の高齢者の年間の死亡事故数が、交通事故による死者数を超えて久しい。

交通事故死者は2001年から13年まで13年連続で減少。逆に温熱環境による死者数は増加基調で推移し、すでに数倍レベルの開きになっていると推定する調査もある。

さらに、死亡に至らずとも重篤な障害が残ったケースを含めれば、その数はもっと大きくなるとみられている。

2015年06月18日付5面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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