2011年度新設住宅、分譲増で2年連続プラスに、持ち家と貸家は微減

2011年度(11年4月~12年3月)の新設住宅着工戸数は、前年度比2・7%増の84万1246戸で2年連続のプラスとなった。持ち家と貸家が微減だったが、マンションの二ケタ増など分譲住宅の伸びがカバーした。分譲マンションは3年ぶりに10万戸を超えた。プレハブ住宅は同2・0%増、ツーバイフォー住宅も同1・3%増でプラスとなっている。

一方、着工を半期別にみると前年同期比プラスだった上半期(4~9月)に対し、下半期(10~3月)がわずかながらマイナスに転じており、多少の不安材料にもみえる。

11年度の新設住宅着工を利用関係別にみると、持ち家が30万4822戸(前年度比1・2%減)となり、前年のプラスから再びマイナスに転じた。貸家は28万9762戸(同0・7%減)で3年連続のダウンとなっている。

2012年5月3日付け1面から記事の一部を抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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