住宅の耐震改修受注が3割増、戸建て受注高二ケタ増に=11年度上期リフォーム・リニューアル調査

国土交通省は23日、2011年度上半期の建築物リフォーム・リニューアル調査結果を公表した。リフォーム・リニューアル受注高は前年同期比1・4%増の4兆2470億円で、このうち住宅が2・4%増の1兆4298億円、非住宅が0・9%増の2兆8172億円だった。

耐震性向上に関する工事の受注件数が住宅で約3割増、非住宅で約4割増となった。また、岩手、宮城、福島の被災3県では受注高が住宅で約3倍となり、震災直後の復旧・復興需要の影響がうかがえる。

11年度上半期の受注高を住宅の用途別にみると、戸建住宅が前年同期比13・5%増の6864億円、共同住宅が4・5%減の6490億円で戸建てが二ケタ増、マンションがマイナスと分かれた。構造別でみると、戸建ての木造が13・4%増の5969億円、非木造で7・2%減の641億円と木造が全体を押し上げた。

2012年5月31日付け7面から記事の一部を抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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