国土交通省が発表した2012年4月の新設住宅着工戸数は、前年同月比10・3%増の7万3647戸で、3ヵ月連続して増加した。
二ケタアップは昨年8月以来8ヵ月ぶり。
特に貸家と分譲マンションが二ケタ増となったためで、プレハブと2×4も、ともにプラスとなった。東北の被災3県が同2倍となり、復興需要が強まっている。
利用関係別にみると、持ち家は同2・5%増の2万4137戸で、先月の減少からプラスに転じた。公的資金持ち家が同21・3%減の2889戸で8ヵ月連続マイナスだったものの、民間資金が同6・9%増の2万1248戸と4ヵ月連続増となったことによる。