大阪府都市整備部住宅建築局建築環境課建築環境・設備グループが、住宅の断熱性能の重要性に関する認知拡大の取り組みを進めている。
断熱性能に付随する各種の効果を〝見える化〟した大阪府独自のシミュレーションツール「エコミエル」普及を目的に4月、「エコミエル」の精度検証と断熱改修の効果測定を目的とする補助事業「大阪府既存住宅断熱化促進モデル事業補助金」の利用申請の受け付けを始めた。
申請期間は9月末まで(各募集ジャンルで審査を経て提案が1件採択され次第終了)。同グループでは大阪府のホームページから「エコミエル」をダウンロードできるようにしているほか、チラシを作成。チラシには「エコミエル」の特徴をわかりやすく伝える工夫として4コマ漫画も掲載している。
「エコミエル」は大阪府が在阪建築関係4団体(大阪府建築士会、大阪府建築士事務所協会、日本建築家協会近畿支部、日本建築協会)と連携し2024年度に開発した。言葉や文字による説明だけでは理解されにくい〝断熱性能の良しあしと人の暮らし方との関係性〟の伝達手法として、比較グラフを採用していることが特徴だ。
具体的には、部屋の方角や窓の数、新築時もしくはリフォーム後の断熱性能水準などに関する条件を入力すると単室のモデルケースとして、(1)冬季における暖房停止後の室温変化のグラフ(2)同、普段の生活時に快適な温熱環境と感じられる時間帯の割合のグラフ(3)断熱性能向上に要する概算工事費のグラフ――などをパソコンやタブレットの画面で確認できる。






