
一般社団法人住宅生産団体連合会はこのほど、「2016年度戸建注文住宅の顧客実態調査」をまとめた。
戸建注文住宅の平均顧客像は、世帯主の平均年齢が41・0歳と前年度より0・2歳低下、世帯年収が3・3%増の897万円となった。
建築費は2・5%増の3454万円と増加したものの、延床面積が1・5%減の130平方メートルと狭くなっており、1棟単価アップの傾向がうかがえる。一方、住宅取得で特に重視した点をみると、「住宅の間取り」(69・2%)で最も高く、次いで「住宅の断熱性や気密性」(44・3%)、「地震時の住宅の安全性」(43・0%)、「収納の多さ、使いやすさ」(40・9%)、「住宅の広さ」(30・8%)と続く。