住宅産業新聞社が集計した大手ハウスメーカー9社の2023年度の戸建住宅の平均棟単価・床面積によると、1棟あたり平均単価は全社が前年度を上回った。
全社上昇は2年連続で上昇幅は4~8%。
この結果、6社の平均単価が4千万円超となっている。平均床面積は9社中6社がマイナス。1坪あたりの単価は9社中8社が100万円を超えた。
大手ハウスメーカーが手掛ける戸建住宅の価格は上昇基調が続いている。
住宅産業新聞社が集計した大手ハウスメーカー・ランキング(2024年6月24日付6面に掲載)によると、調査対象9社(三井ホーム、旭化成ホームズ、積水ハウス、大和ハウス工業、パナソニックホームズ、住友林業、セキスイハイム、ミサワホーム、ヤマダホームズ)の23年度の1棟あたり平均単価が最も高かったのは、三井ホームの5223万円(前年度比8・8%増)だった。
同社の20年度平均単価は約4300万円だったため、わずか3年で約900万円の上昇となった。平均床面積は132・4平方メートル(同1・0%減)。この結果、坪単価は130万2千円(同10・0%増)となっている。