クリナップ、新ステディアに「天然木ワークトップ」=9月に受注スタート、「かってにクリントラップ」も

クリナップ(東京都荒川区、竹内宏社長)は9日、主力の中高級価格帯システムキッチン「STEDIA(ステディア)」をリニューアルした新ステディアの受注を9月1日に開始すると発表した。

現行版と比べた際の最大の特徴はワークトップ素材の品揃えに、朝日ウッドテック(大阪市中央区、海堀直樹社長)と共同開発した「天然木ワークトップ」をラインアップしたこと。次いで排水口の下にある排水トラップ内部のヌメリ発生抑制を目的に、上水を噴射してうず状の水流を発生させトラップ内部の水を入れ替えられる機構を有する「かってにクリントラップ」の扱いがある。

新ステディアの販売価格は付加価値を新たに加えたセットなどで上代価格を見直す。各種の仕様を組み合わせた各セットの価格など、価格の具体的な詳細は8月下旬に発表する予定だ。

刷新したステディアで最大の目玉となる「天然木ワークトップ」は、「銘木商として始まり天然木建材にこだわり続けてきた朝日ウッドテックと、同じくケヤキ材座卓づくりからキッチンメーカーへと進化したクリナップ」(クリナップ)ならでの共同開発品。1点ものの天然木ならではの意匠と風合いをアピールポイイントとする。

「天然木ワークトップ」としてラインアップする樹種はオークとウォールナットの2種類。ワークトップの構成は芯材の上下が挽き板で、縁部には家具などで使われる緩やかなカーブを描く「ハマグリ形状」を施す目的でムク材を採用。挽き板とムク材で囲む芯材は天板の全体重量軽量化と耐久性確保を目的に、成育が天然木より早くサステナブル性を有する植林木を使用する。

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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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