2014年09月16日 |
積水ハウスは、2014年度(15年1月期)通期受注計画を見直し、前年度比6・7%減の1兆8千億円に下方修正した。
このほどまとまった上期の受注実績で、「請負型ビジネスモデル」の戸建住宅事業が、前年同期比で3割を超えるマイナスとなるなど、「当初の想定を超える落ち込み」(同社)となったことによる。
リフォーム事業や分譲住宅事業も想定に届かず、全体で期初計画の1兆9150億円に対し、1150億円下回る見通しとなった。一方で、受注残高は今期末には8千億円近くまで積み上げる予定で、「12年度末の6896億円より高い水準は維持できる」(同社)とした。
14年度上半期の受注金額は8672億400万円(前年同期比10・2%減)だった。ビジネスモデル別には、「請負型」が3970億2100万円(同21・8%減)、「ストック型」が2758億100万円(同2・7%増)、「開発型」が1524億7200万円(同2・8%増)だった。