2023年05月30日 |
主要な住宅会社5社の2023年度の受注計画(金額ベース。大和ハウス工業と積水化学工業住宅カンパニー、旭化成ホームズは24年3月期、積水ハウスは24年1月期、住友林業は23年12月期)が出揃った。
すべての企業が戸建住宅で22年度の受注実績を上回る受注を見込んでいる。受注環境は厳しいものの、22年度が「底」という認識のようだ。
増加幅は住友林業のプラス3・2%から大和ハウス工業のプラス25・3%まで差が出ている。
一方、戸建てよりも大きな伸びを見込んでいるのが賃貸・集合住宅だ。旭化成ホームズと住友林業は2ケタの伸びを見込む。停滞する戸建て・注文住宅市況を受け、今後の受注拡大が見込める市場への期待が浮かび上がった。