三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)は9日、2026年度5月期の決算説明および役員人事異動について会見を行った。

5月期決算は、構造改革の成果はあったが中東情勢の影響やアルミの高騰などから、とりわけ建材事業が奮わず、結果として162億円の減損を計上したこと、平能社長らが引責辞任をすることが発表された。

新人事は現・取締役、常務執行役員の黒畑靖之氏が社長に、同じく常務執行役員の白井克芳氏が取締役・専務執行役員となる。8月の定時株主総会で正式に就任する。

三協立山の26年5月期決算は、売上高3575億3300万円(前年度比0・5減)で18億9100万円の減収となった。営業利益は、価格改定や国内外でのコスト削減効果などにより前年並みとなる15億4600万円(同0・1%増)で増益。最終損益は134億9800万円(前年度は23億3600万円の赤字)の赤字。建材事業に係る固定資産の減損損失約162億円を特別損失に計上したことなどが理由。