大和ハウス工業・最高級戸建住宅商品を投入=1棟あたり7千万円超に、東名阪から展開開始

大和ハウス工業(大阪市北区、芳井敬一社長)は、木造とRC造の混構造による同社史上最高級戸建住宅商品「ウッドレジデンス・希(マレ)」を4月29に発売した。

新設のトップデザイナーチームが設計を担当する。本体価格は3・3平方メートルあたり165万円(税込み)からを想定、1棟あたりの建物価格は7千万円以上になるとした。デザインや構造、素材選びに妥協せず、目の肥えた富裕層からの支持を集めたい考え。

居住用住宅のほか、デュアルライフや別荘などの需要も取り込むとした。まずは東京、大阪、愛知など8都府県で展開する。販売目標は年間50棟。

同社は新商品の発売に合わせて、東京・駒沢公園の住宅展示場に建設したウッドレジデンス・希のモデルハウスを公開した。素材選びにもこだわり、北欧の沼に3千年も埋まっていた希少価値の高い木材を床に敷いたり、樫の木にガラスコーティングを施した天板を使った特注のキッチンを備えた。同モデル棟の建設費用は「3億円を超えている」という。

2021年05月13日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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