11年度木造3階戸建ては2年連続で増加、地域別・工法別で減少目立ち回復の足取りに弱さも

国土交通省が5月31日に発表した木造3階建て以上の戸建住宅建築確認統計によると、2011年度の木造3階戸建住宅は、前年度比1・1%増の2万6387棟となり、2年連続で増加した。ただ、地域別、工法別にみると、建築基準法22条による指定地域や軸組、プレハブ、混構造でマイナスになるなど、回復の足取りに弱さもみられる。

一方、木造4階建ては3棟と低調で、前年度の4棟からほとんど変わっておらず、普及が進んでいない。

木造3階戸建ては、東京都の8703棟と大阪府の5260棟で5割以上を占めるのが特徴だ。地域別では、防火地域が9・3%増の351棟、準防火地域が3・7%増の1万9359棟と共に2年連続で増加した。準防火地域が全体に占めるシェアは74・2%に上昇し、1990年度からほぼ右肩上がりの状況が続く。

建築基準法22条による指定地域が7・4%減の5853棟で2年ぶりに減少したが、基準法の指定がない地域は2・9%増の824棟と2年連続で増加した。

2012年6月7日付け7面から記事の一部を抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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