2019年03月08日 |

硝子繊維協会(東京都新宿区、フランシス・ショレー会長)は4月からの2019年度、昨秋に新たに開発・実用化したグラスウール充填断熱工法「GWS工法」の普及活動を進める。
GWS工法は、木造軸組戸建住宅の耐力要素に構造用合板および室内壁に石こうボードを使用することが特徴で、(1)筋かい部へグラスウールを切り欠き施工する必要が無い(2)一般的な木軸住宅と比べた際の耐火性・気密性・壁耐力の向上――といった長所がある。
今年の夏以降、名古屋や大阪などの大都市部で地域の木軸住宅業者を対象に普及講習会を行う。
また、硝子繊維協会として、グラスウール断熱材と同様に充填断熱工法に用いられているロックウール断熱材を扱う事業者団体のロックウール工業会(東京都台東区、武井俊之会長)とも共同して普及講習会を実施し、普及を図っていく方向だ。