00年までの木造軸組構法の9割以上、耐震性満たさず、木耐協の診断結果

2000年までに建築された木造軸組構法の住宅では、9割以上が現行の耐震基準を満たしていないことが日本木造住宅耐震補強事業者共同組合(木耐協)に耐震診断を申し込んだ住宅の診断結果からわかった。

1981年6月以前の旧耐震基準だけでなく改正以降の新耐震基準で建築された住宅も含め、06年4月~18年12月に耐震診断を行った累計2万6815棟の結果。対象は、接合部の仕様が明確化された00年5月までに着工された木造軸組構法2階建て以下の住宅だ。

診断の申し込みが多いのは77年(昭和52年)~81年(同56年)に建築された住宅で、築浅になるほど耐震性が向上していることもわかった。ただ、実際に耐震補強工事を行ったのは、木耐協に診断を申し込んだ住宅の3割ほどとみられる。

2019年01月31日付5面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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