ホウ酸防腐防蟻剤が表面処理用で日本木材保存協会から認定。フラット35Sや長期優良住宅に対応

ホウ酸塩系防腐防蟻剤メーカーの米リオティント・ミネラルズ社の日本における技術コンサルタントを請け負っているボロンテクノロジー(本社=東京都日野市、荒川民雄社長)は、リオティント社のホウ酸塩系防腐防蟻剤「ティンボアPCO」が5日、JIS K 1571:2010付属書A(規定)に基づく表面処理用薬剤として、(社)日本木材保存協会から優良製品認定を受けたことを明らかにした。

荒川氏は、この認定により同薬剤が「住宅性能表示制度・劣化対策等級3に適合する薬剤となったため、長期優良住宅およびフラット35S(耐久性・可変性)での使用が可能になった」と説明。今後、合成殺虫剤系処理剤と比べて人体への安全性が高く効果が長期間持続することを理由に、住宅事業者に対しティンボアPCOの使用を推奨する方針だ。

2011年9月15日付け3面から記事の一部を抜粋
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