
三井ホーム(東京都江東区、野島秀敏社長)は9日、香川県高松市内に建設した新事務所「三井ホームセレクト高松ギャラリー」を報道関係者に公開した。
同建物は壁や柱の少ない大空間が実現できる同社独自開発のツーバイフォー工法「モクスウォール工法」を初めて採用した自社施設となる。2階建ての建物は、1階が打ち合わせスペース、2階が規格住宅「三井ホームセレクト」の平屋タイプをそのまま再現したリアルサイズのモデルルーム。「この建物を活用して、規格住宅とロードサイド店舗や事務所などの受注獲得につなげたい」(村田和也四国ホーム取締役新築営業部長)と意気込む。
三井ホームセレクト高松ギャラリーは、グループ会社・四国ホーム(愛媛県松山市、井津上晴士社長)の香川支社(香川県高松市伏石町)の駐車場に建設した。建築面積は89・98平方メートル。1階は同社の事業内容を紹介するパネルや会議・打ち合わせなどに使用できる空間を用意。2階は、コスパとタイパを意識した新たな顧客層を想定した規格住宅・三井ホームセレクトのプランのひとつで「リアルサイズの平屋」をそのまま再現したモデルルームとした。