【トレンドナビ】三井ホームの木造5階建て特養ホーム=『実を取る』木質化で使用量にこだわり、木質化・現しは「不要」

三井ホーム(東京都新宿区、池田明社長)が東京都足立区内の中学校跡地で建設していた木造5階建ての特別養護老人ホームが竣工した。

同施設は、2176立方メートルの木材を柱や梁などの構造体に利用したのが特徴で、木材利用量は「約25倍の床面積を持つ新国立競技場(約2千立方メートル)と同等量」とアピールする。

しかし、完成した建物をみると、床や壁、天井、柱などの木質感がまったく感じられない。

8月30日に実施した施設見学会では「木造5階建ては当たり前の時代」として、「建物表面に木材の現し仕上げをせずに、躯体にふんだんに木材を使用することで、コストを抑えつつ木材使用量を高めた。我々は『実を取る』木質化を選んだ」(同社)と説明。木造建築物の普及拡大を見据えた設計コンセプトを採用した初の大規模木造建築物が完成した。

2022年09月06日付2面から抜粋
全文をお読みになりたい方は新聞をご購読してください
毎週じっくり読みたい【定期購読のご案内
今スグ読みたい【電子版で購読する

この記事のキーワード

こんな記事も読まれています

記事をシェアする

ほかの記事も読む

住宅産業新聞社からのお知らせ:弊社著作物の使用に関するお願い
2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

最近の特集企画

最近の連載

住宅産業新聞社からのお知らせ

見本紙をダウンロード

ホームページから見本紙がダウンロードできます。定期購読や広告出稿を検討している方は、こちらからご確認ください。

ファイルサイズを小さくするため、見本紙では画像を圧縮しています。パケット通信料金定額制プランに加入していない携帯電話やスマートフォンなどを利用している方はご注意ください。

見本紙をダウンロードする
(ファイルサイズ:25MB)