2024年04月11日 |
東急不動産(東京都渋谷区、星野浩明社長)が事業主となり、三井ホーム(東京都新宿区、池田明社長)が設計施工を担った木造+RC造の地上6階建の学生寮が竣工し、3月26日にメディア向け内覧会が行われた。
三井ホームの木造マンション「モクシオン」として初の地上6階建てが完成した。脱炭素社会の実現に取り組む東急不動産が、建設時のCO2排出量を削減することを目的に木造化を決定し、今回の事業が実現。環境経営に力を入れる企業を中心に、大規模な建築物での木造・木質化が加速している。
建物は、小田急電鉄「生田駅」から徒歩9分の神奈川県川崎市多摩区に立地する。敷地面積は約1550平方メートル、建築面積は約770平方メートル。
地上6階建ての耐火建築物で、1～2階がRC造、3～6階が木造の混構造となっている。総戸数は130戸で全住戸ワンルームの学生寮。建築主は東急不動産で、管理運営は学生情報センター。
