登録有形文化財「セキスイハウスA型」を公開、伊久副社長「維持管理で長期使用は原点」

積水ハウスは8月28日、建築当時の場所に現存し、プレハブ住宅として初の有形文化財登録を受けた「セキスイハウスA型」を公開した。「セキスイハウスA型」は1960年に発売し、長野県軽井沢町に63年に別荘として建築されたものが現存する。築54年を経過した現在でも水まわりなどを除いて、ほぼ当時の状態のままで使用されている。71年から現在まで所有している2人オーナーの一人である山崎氏は、現在まで維持管理について「気が付いた時に手を入れている。屋根や外壁は3、4年に一度の頻度で修繕している」と語った。また、もう一人のオーナーである臼井氏は4月から10月中旬まで頻繁に別荘に滞在し、同社の元現場担当だったことを生かし、自ら防湿シートの貼り付け作業などを行っている。同社の伊久哲夫取締役副社長は、「セキスイハウスA型」が愛着を持って維持管理することで長く使える同社の原点と主張。今後の活用方策については「できるだけ多くの社員、特に若手社員に見てもらい、当社の良きDNAを伝えていきたい」とし、同社として維持管理を支援する意向だ。

2017年08月31日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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