
女性視点の商品開発
三井ホームは、戸建住宅感覚の賃貸住宅『Design Maison(デザイン・メゾン)』を発売した。外観デザインに加え、高い断熱・遮音性を備えた。同社賃貸には、「女性の入居率が高い」という社内調査に基づき、女性視点での「使い勝手」、「収納」、「カラー」をキーワードにした商品開発を行っている。さらに、スムーズな賃貸経営がスタートできるように、各種のサポートシステムも用意している。
デザイン・メゾンは、戸建注文住宅で培ったノウハウを生かし、オーダーメードの外観デザインを提案する。入居者に一戸建てに住まうような心地よさを実感してもらうため、玄関回りに着目。ポーチ内部を個性的に演出するとともに、「ベビーカーを置きたい」といったニーズにも応える。
スペイン瓦や飾り煙突が地中海を思わせる「スパニッシュ」、パリのアパルトマンをイメージした「シンプル・フレンチ」、スクエアなフォルムに水平ラインの「カリフォルニア・ラップ」の3タイプでの展開する。
1人暮らしニーズに加え、ファミリーニーズも的確に捉えるため、インテリア・設備仕様には入居者目線を採用。特に、「使い勝手」と「収納」、「カラー」の3つの観点で、住まいに対して厳しい目を持つ女性のニーズを多方面から検証した。