2013年06月28日 |
国土交通省は、中古住宅融資に建物評価の反映やリフォームローンと一体となった融資などを議論する「中古住宅市場活性化ラウンドテーブル(仮称)」を可能な限り早期に設置する。
住宅金融支援機構や銀行、不動産事業者などで構成し、リバースモーゲージなどの商品充実などに関する情報交換を行う。ラウンドテーブル設置は、21日に同省が開いた「中古住宅の流通促進・活用に関する研究会」(座長=中城康彦明海大教授)の報告書案に盛り込まれた。
そのほか報告書案には木造戸建住宅における建物評価の適正化や、リフォームによる質向上を金融機関の担保評価に反映させる評価方法の整備、既存住宅の長期優良住宅化と対応する予算・税制・融資などによる支援を示した。案に対する検討会委員の意見を反映させた報告書を近く公表、その内容を2014年度予算概算要求や税制改正要望に反映する意向だ。
2013年6月27日付け5面から記事の一部を抜粋
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