総務省消防庁は10日、2011年1月~6月の火災概要を公表した。
それによると、総火災件数は前年同期比18・0%増の2万7557件だった(東日本大震災の影響により岩手県、宮城県、福島県のデータを除く)。林野火災が87・5%増、船舶火災が33・3%増と大きく増加したことによる。建物火災による死者は795人で、9割以上が住宅火災によるものだった。住宅火災の死者のうち65歳以上の高齢者が65・3%を占めており、今のところ過去10年間で最多水準となっている。
2012年1月19日付け8面から記事の一部を抜粋
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