2015年02月24日 |
旭ファイバーグラス(東京都千代田区、狐塚章社長)は、住宅用断熱材「アクリアα(アルファ)」シリーズで、「ECHO CITY製品大賞2014」(主催=日経アーキテクチュア・日経ホームビルダー)大賞を受賞した。
同賞は、都市や建築・住宅の未来を切り開く優れた建材・設備を表彰するもの。同製品シリーズは、「性能を向上させるという技術開発の王道であり、かつ日本の木造軸組み構造の住宅の柱幅に合うように開発したことで、市場への遡及効果が期待でき、繊維が細いことで施工
性も良くなる」と、審査員から高評価を得た。
同シリーズは世界最高水準となる熱伝導率0.032(W/m・K)を実現。住宅の省エネルギー基準の北海道など寒冷地の壁に要求される断熱性能を、標準的な柱厚105ミリメートルで達成できる唯一のグラスウール断熱材という。さらに、ノン・ホルムアルデヒドで健康・環境に配慮、容易に切断できるなど、施工性も優れている。