旭化成ホームズの2012年度業績計画がまとまった。過去最高だった11年度実績を上回り、売上高4820億円(前期比6・6%増)と記録更新を見込んでいる。営業利益も500億円(同7・9%増)の大台乗せ。建築請負部門が受注・販売ともに好調に推移していることに加え、期初受注残も同8・9%増の3917億9400万円に達したことによる。
同様に、不動産・リフォーム両部門が増収増益基調にあることも要因。11年度の営業利益が中期計画の最終目標数値を突破したことで「全般的に見直し中」(平居正仁社長)として、中計目標値が上方修正される見通しも強まった。
同社の連結業績での過去最高売上高は、08年度の4099億円。これに対し、このほど公表された11年度の実績は4520億円となり、あっさり記録を更新した。営業利益も463億円(同27・0%増)で、こちらも最高記録を更新。「当初厳しくなるとみていた昨年度下期だったが、予想以上に伸びた」(同社長)ことによる。
2012年5月17日付け1面から記事の一部を抜粋
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