2012年05月17日 |
ミサワホームの竹中宣雄社長は記者会見を行い、グループの財務基盤の強化について「今後5年間に勝負をかける」との認識を示した。
受注改善による売り上げ増に加え事業多角化が軌道に乗りつつあり、課題としていた優先株処理について5年間で買取消却できるメドが立ったことによる。中期経営計画『Home Step Jump』についても、初年度にあたる2011年度が売上高・経常利益ともに計画値を上回ったことから、最終13年度の「目標達成は十分可能」としている。
竹中社長が、中期計画の最大の課題としてあげていた既存優先株の処理問題。このほど、同株式を保有する三菱東京UFJ銀行との合意に基づき、470億円の発行残高(2011年12月13日現在)に対し、日本政策投資銀行を割当先とする新規優先株を発行し、その調達額145億円で買取消却した。
2012年5月17日付け2面から記事の一部を抜粋
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