2015年11月10日 |

ポラテック(埼玉県越谷市、中内晃次郎代表)が木造非住宅物件の請負建築強化に乗り出している。これまで同社は木造住宅事業部が戸建住宅建築を中心に事業展開していたが、2014年からは新たに、同事業部が非住宅分野の建築請負を本格的に開始した。前期業績は受注7棟、売上高4億6370万円の実績を上げた。今年度はすでに上期(4―9月)だけで4棟の受注を獲得、売上にして5億7千万円になる。1棟あたりの平均単価は戸建住宅を大きく上回る1億4千万円だ。営業のターゲットをシルバー系(高齢者福祉施設)、チャイルド系(幼稚園、保育園、学童保育施設)、医療系(医院、調剤薬局、病院)に絞り込み、それら物件施工を受注する窓口として病院、看護事業者などへのアプローチを重視している。同社は今期の木造非住宅の受注について、物件10棟、売上高6億円を目指している。