2019年06月12日 |

YKKAP(東京都千代田区、堀秀充社長)は5月29日、戸建住宅の性能向上リノベーション実証プロジェクト「福岡 橋本の家」のメディア向け見学会を行った。
高性能な家づくりを地元密着で展開する健康住宅(福岡市城南区、畑中直社長)と共働で手掛けたもので、築36年の木造軸組構法2階建て住宅の性能をYKKAPの耐震商材「フレーム2.」およびトリプルガラス樹脂窓「APW430」などを使い、改築前の耐震性能である評点0・30を耐震等級3相当の1・94に、断熱性能をUA値1・88からHEAT20G2相当の0・44に引き上げた。
新築注文住宅事業を展開している健康住宅では「福岡 橋本の家」が既存住宅分野に展開する良いきっかけになったとし、今後OB客向けなどを中心にした改築・リノベーション事業を本格化させたいと話している。