2019年06月12日 |
旭化成ホームズ(東京都千代田区、川畑文俊社長)と旭化成リフォーム(同、鶴川和豊社長)、旭化成不動産レジデンス(同、兒玉芳樹社長)の3事業会社で構成する旭化成ホームズグループは5月31日、3社長による2021年度までの3ヵ年の新中期経営計画の説明会を開催した。
最終年度となる21年度の業績目標は、連結売上高7200億円(18年度実績比19・1%増)、営業利益720億円(同13・4%増)。さらに、25年の将来展望として売上高1兆円、営業利益1千億円の大台を狙う。新築請負事業は、消費者に選ばれる商品・サービスを追求し、縮小市場のなかでのシェアアップを目指すとした。
売上増の主な中身は、アメリカやオーストラリアなどの海外事業や中高層建築、介護、オフィスビルなど、18年度までに種をまいてきた新規事業の成長。このほか、住宅やリフォーム、不動産の各事業会社の間を埋める「すき間のビジネス」の立ち上げも計画した。