住友林業(東京都千代田区、光吉敏郎社長)は5月29日、京都大学発スタートアップ企業のライノフラックス(京都市左京区、間澤敦社長)と高効率木質バイオマス発電技術の社会実装に向けて協業を本格化させると発表した。
ライノフラックスが開発した、燃焼せずに化学反応を活用して木質バイオマスから電力と高純度CO2を同時に生成する技術(湿式ケミカルルーピング技術)を活用した次世代バイオマス発電プラントの商用化を目指す。
両者は2025年9月から、最小商用プラント(100キロワット級)の100分の1規模の1キロワットプロトタイプ機での小規模実証試験に着手しており、120時間以上の連続運転に成功。安定した発電とともに、高純度(99・9%)のCO2分離・回収を確認したとする。今後、住友林業は森林資源の持続可能な循環利用の実現に向けて、未利用木材をエネルギーや回収したCO2の活用につなげる循環型の仕組みの構築について検証を進めるとした。






