三協立山2024年5月期の建材事業、売上高横ばいを予想=「持家」市場の厳しさ見込み

三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)は12日、2023年5月期決算および24年5月期業績予想を発表した。

24年5月期業績の総売上の51%を占めると計画した国内建材事業売上高は、23年5月期比1・5%増の1900億円を予想した。

今期の建材事業売上高規模を前期とほぼ横ばいにみたのは、前期に2回行った値上げ(23年7月、同年12月)の効果が今期からフルに効いてくるプラスの効果を、建材事業を展開している新築戸建住宅市場の持家着工減が今後も続くことで生じる製品販売数量の減少による負の影響が上回るとみているため。

23年5月期決算全体の営業利益は資材高が響き29・4%減、売上高は建材事業を中心とする値上げ効果とアルミ地金価格の上昇により8・8%増となり、「増収減益」だった。

2023年07月18日付4面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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