2017年12月19日 |

訪日外国人旅行者の宿泊需要「インバウンド需要」を狙った大手ハウスメーカーの取り組みが相次いでいる。ミサワホームは、京都市内の築32年の賃貸マンションを宿泊施設に大規模リノベーションする。また、積水ハウスは、写経など文化アクティビティが体験可能な宿泊施設を展開する「宿坊創生プロジェクト」第2弾を、奈良県の法隆寺の参道に2019年春オープンする。大和ハウスグループのコスモスイニシアは、訪日外国人向けアパートメントホテル「APARTMENT HOTEL MIMARU」の第1弾を来年2月に東京・上野で開業する。大手ハウスメーカーは住宅で培ったノウハウを生かしつつ、新たな事業分野への多角化を行っており、国内で成長が見込める宿泊需要への取り組みを進めていく。