2016年05月19日 |

4月における主要住宅企業11社の受注金額速報がまとまった。それによると、11社中7社がマイナスとなっており、3月と同様の状況となった。マイナスだった企業も「昨年4月が17%増とよかった」(三井ホーム)、「昨年4月が好調だった反動減」(ミサワホーム)との見方もあり、水準そのものは低くないと思われる。ただ、戸建てについては横ばいや、わずかなプラスの企業が目立った。一方、ゴールデンウィークの住宅展示場来場は各社ともおおむね好調なことや、マイナス金利導入による住宅ローン金利低下という追い風もあり、今後の受注拡大に期待する声もある。