4ヵ月連続で7社がマイナス、展示場好調も商談長期化も、6月の住宅企業11社受注額速報

6月の主要住宅企業11社における受注金額速報は、4ヵ月連続で7社がマイナスとなった。マイナスとなった7社のうち戸建てがマイナスだったのは、住友林業、旭化成ホームズ、三井ホームの3社。戸建て受注の先行指標となる住宅展示場来場者は各社とも好調だが、「お客様には様子見ムードもみられる」(住友林業)「消費増税再延長で慎重になり、商談が長期化」(パナホーム)と受注までに時間がかかっていることを指摘する声が目立った。また、集合住宅(賃貸住宅)は5月に18ヵ月ぶりにマイナスだった大和ハウス工業がプラスに回復。集合住宅は「引き続き堅調で、しばらくこの傾向が続く」(大和ハウス)と、5月は前年の大型物件受注の影響による一時的なマイナスだったとの認識だ。一方、受注棟数ベースの積水化学工業住宅カンパニーとトヨタホームはいずれも前年同月と比べてプラスだった。

2016年07月21日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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