10月の受注額速報、大手7社の戸建て受注額プラスなく、展示場来場は軒並み増加

住宅企業11社の10月における受注額速報がまとまった。このうち戸建住宅の受注額の状況を明らかにしている7社のうち6社がマイナス、1社が横ばいと低迷した。戸建受注低迷の主な要因は、先行指標である住宅展示場来場者数が「8月と9月に減少したことが影響」(パナホーム)、消費増税再延期で受注に至るまでの「商談の長期化」(三井ホーム)を指摘する声が多数を占めた。一方、10月の展示場来場者数はおおむねプラスとなっており、大和ハウス工業や旭化成ホームズ、住友林業が二ケタ増となるなど好調だった。また、高いレベルで推移していた賃貸住宅は積水ハウス、大和ハウス工業ともマイナスだったが、「一時的なもの」(積水ハウス)、「市場環境は変わらない」(大和ハウス)の見方をしている。

2016年11月17日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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