国交省、偽装一人親方の対策議論で検討会新設

国土交通省は、一人親方の処遇改善や偽装一人親方対策などを議論するため、建設業社会保険推進・処遇改善連絡協議会内に「建設業の一人親方問題に関する検討会」を設ける。

一人親方は、社会保険の加入に課題があったり、新型コロナ感染症の影響を受けても雇用調整助成金といった補助が受けられないなど、退職後や万一の事態で、必要な社会保障が得られない状態となっている。

そのため、同協議会が8日に開催した会合で検討会設置を決定した。会合では、建設キャリアアップシステム(CCUS)の推進についても議題となり、下請指導ガイドラインを改訂することや職種ごとの賃金目安設定、建設業退職金共済制度の通達改正案について方向性が示された。

2020年06月25日付5面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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