2014年05月27日 |
塩化ビニル工業に関する環境・安全性などの正しい理解を広げる活動を展開する塩ビ工業・環境協会(東京都中央区、会長=宇田川憲一・東ソー社長)は、2014年3月にグリーン購入ネットワーク(GPN)のGPNガイドラインの情報提供項目から「塩ビ」が削除されたと発表した。
同ガイドラインの策定がスタートした1996年から、情報提供項目から削除されるまで、塩ビはダイオキシン発生の原因とされて忌避されていた。高橋満同協会環境・広報部部長と木村智同部長は、ダイオキシンの生成量と塩ビの量には相関関係はなく、ダイオキシンの発生は焼却方法や焼却後の煤塵の管理体制にあると発信し続けていた。
高橋部長は「やっと誤解が解けた」と、胸をなで下ろす。同協会はこれをバネに、住宅部品業界との関連が深い「塩ビ」の高い環境性能の訴求を強める。
2014年5月22日付け7面から記事の一部を抜粋
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