2012年01月30日 |
パナソニックエコソリューションズ社は、低水圧に対応した低価格のタンクレストイレ「アラウーノV」を開発した。2月21日に発売する。予算や設置条件でタンクレストイレの採用を諦めていたユーザー層をターゲットにした。アラウーノVでタンクレストイレ市場を開拓し、2015年度に売上高300億円(タンクレストイレ市場のシェア50%)を目指す。新商品の投入で、脱衛生陶器戦略を加速させる。
アラウーノVは従来機種と同様、はっ水性が高く成形性に優れた有機ガラス系素材を採用した。加工しやすい素材特性を生かして、凹凸を設けた非対称の便鉢形状を設計。これにより、水の流れをコントロールして、少ない水量でも汚物を一気に排出する洗浄力を確保している。節水性能は、大洗浄は4・6リットル、小洗浄は業界最高レベルの3・0リットルを達成した。
2012年1月26日付け6面から記事の一部を抜粋
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