
やまびこ(東京都青梅市、久保浩社長)はラインアップしている小型屋外作業機械の品揃え拡充として2月14日、チップソーおよびナイロンコードカッターの刈刃を使う草刈り機と比べて草刈り作業時の石の飛散が少ないことを最大の特徴とする草刈り機の新製品「エコー50Vバッテリー T字型バリカン BTT510」を発売した。
飛び石の飛散の少なさは刈刃として業界で初めて実用化した「T字型バリカン」の採用による。販売ターゲットは集合住宅の緑地や駐車場などを管理する事業者などで、販売に際しては飛び石の少なさがもたらすトラブルリスク低減のメリットなどを訴求していくとみられる。
「エコー50Vバッテリー T字型バリカン BTT510」は、バリカン型の刃が一定の間隔で横方向に往復運動する独自開発の刈刃機構を採用した。一般的な草刈機は円形のチップソーもしくは紐状のナイロンコードカッターが高速回転することで草を刈る刈刃機構を採用しており、これらの刈刃機構を採用した草刈り機での作業では、刈ろうとする草の生えた地面に小石などがあると、草を刈る際に小石を勢いよく跳ね飛ばしてしまう。