住団連、戸建て注文住宅顧客調査、借入金年収の4倍超へ

(社)住宅生産団体連合会がまとめた『2010年度戸建注文住宅の顧客実態調査』によると、借入金の年収倍率が4倍を超え、調査開始以来最高の4・02倍に達したことがわかった。借入金額自体は前年と大差なく、年収の低下が著しい点が大きいようだ。

住宅ローンは、全固定金利タイプが38・7%と前回(20・8%)を大幅に上回っており、住宅金融支援機構の「フラット35S」での金利引き下げ効果が高いとの見方を示している。

世帯主の年齢は平均で41・1歳。前回(41・7歳)より0・6歳低下。年代別構成では35~39歳が26・0%で最多となっている。世帯年収は、平均807万円で前回(848万円)に対し41万円ダウン。07年と比べ3年間で、年齢が1・9歳若返るとともに年収では83万円低下した。

2011年8月4日付け2面から記事の一部を抜粋

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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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