2021年10月07日 |

住宅生産団体連合会(芳井敬一会長)は9月30日、2020年度の戸建注文住宅の顧客実態調査をまとめ、報告書の概要版をホームページ上で公開した。
20年度の平均顧客像は、世帯主年齢が39・6歳(前年度比0・7歳低下)で、世帯年収は964万円(同90万円増加)。住宅取得費、建築費は増加し、延床面積は減少した。世帯主年齢が40歳を下回ったのは調査開始以来初めてで、住宅取得層の若年化が進んでいる。
住団連は、「世帯年収が増加しているものの、建築費、住宅取得費が上昇し続けており、延床面積を抑制することで対処している」と考察した。