不二サッシ、住宅用木製窓を発売=2枚ガラス仕様、長谷工・細田工務店での採用も視野

不二サッシ(神奈川県川崎市、江崎裕之社長)は2025年度中に、長谷工コーポレーション(東京都港区、熊野聡社長)のグループ会社で木造住宅事業を行う地域ビルダーのウッドフレンズ(愛知県名古屋市、伊藤嘉浩社長)と共同開発した、室外側をアルミで被覆したクラッド構造・2枚ガラス仕様の住宅用木製窓を生産・販売する。

発売時期は下半期になる可能性が高い。

取り付け対象とする住宅は新築の戸建住宅および分譲マンションで、販売価格は木製窓市場への参入が後発という立場で販売数量拡大を図るため「競合と比べてよりこなれた設定にする」(不二サッシ)。

不二サッシは住宅用アルミ窓などの生産・販売を2000年代初頭まで行っていたが、その後撤退した経緯がある。再び窓の自社生産を決断し、さらに木製窓を扱う理由は「カーボンニュートラル実現への寄与と、より高断熱・高意匠の窓が今後さらに求められることに対応するため」(同)。

商品化した木製窓は不二サッシおよびウッドフレンズの商流に乗せた外販を行うほか、長谷工グループの細田工務店(東京都杉並区、野村孝一郎社長)およびウッドフレンズの新築戸建住宅と、長谷工コーポレーションの新築分譲マンションでの採用も視野に入れている。

2025年07月08日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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