銘建工業(岡山県真庭市、中島浩一郎社長)は17日、三井ホーム(東京都江東区、野島秀敏社長)と共同で、CLT(直交集成板)を用いた高性能・薄型の「遮音床構造」を開発し、3日付で特許を出願した。同技術により、これまで木造集合住宅で課題となっていた最高高さ10メートル以下の規制エリアにおける木造4階建ての実現が可能になる。

現状では、都市計画法による建物高さの制限や建築基準法による居室の平均天井高さの規定などから、住宅地においては木造住宅は3階建てが限界だった。

それを受けて両社は、一般的に約500ミリある遮音床を300ミリ以下に薄型化することで、高さ制限のある地域でも木造4階建ての実現を目指し、開発を進めてきた。このほど三井ホームの高遮音床仕様「MOCX MUTE(モクスミュート)」の床根太部分に銘建工業製の国産スギを用いたCLTを採用し、薄型化と高い遮音性能を両立した「遮音床構造」を開発した。開発期間は約2年に及んだ。