固定金利型住宅ローンの利率上昇が続く。6月の「フラット35」の融資金利は最頻値3・210%、最高値5・480%、最低値3・210%となり、前月に続き現行制度に移行した2017年10月以降の最高利率を更新した。

最頻値と最低値は初めて3%の大台に乗った。各行・モーゲージバンクの固定金利型住宅ローンの利率もごく一部の商品を除き、ほぼ全ての金利が上昇した。いずれの現象も適用金利に作用する10年物国債の利回り高止まりが背景にある。

変動金利型住宅ローンの利率はメガバンクを含め、ごく一部の金融機関を除き5月同様「前月比横ばい」だった。利率の水準を左右する日銀の政策金利が昨年12月に決定された0・25%から0・75%への引き上げ以降、〝据え置き〟判断が続いていることが理由。前回4月に行われた直近の金融政策決定会合でも0・75%の据え置き決定だった。