積水化学住宅C、快適エアリーでウイルス活動抑制=新フィルター開発で

積水化学工業住宅カンパニー(東京都港区、神吉利幸プレジデント)は7日、ウイルスの活動抑制効果などを追加した第一種換気・全室空調システム「快適エアリーT―SAS(ティーサス)」を開発したと発表した。

長期化する感染症リスクに対して、より安心で快適な室内環境を提案する。既存の空調システムに、抗ウイルス対応フィルターとHEPAフィルターを採用したのが特長。発売時期は未定だが、同社の新築戸建住宅への搭載を予定している。

快適エアリーは、ヒートポンプ式冷暖房・除湿システムと熱交換式第一種換気システムによる通年型空気調節システムを組み合わせて、居室だけでなく、廊下や階段などの非居住エリアも冷暖房・除湿する。2009年の販売開始以来、家じゅうが穏やかに心地よい「あったかハイム」などの訴求効果もあり、20年度の採用率は56%。同社住宅の特徴のひとつだ。

新開発の快適エアリーティーサスは、従来システムが持つ空調・換気・粉塵浄化の3機能に加えて、ウイルス活動抑制効果を追加した。空調フィルターに、積水化学グループの積水マテリアルソリューションが開発した抗ウイルス加工材「ウイルテイカー」を使用したフィルターを、室内に設けた空調システムの吸込口に設置。フィルターに付着したウイルスの活動を抑制する。人からの飛沫や物に付着して室内に持ち込まれたウイルス拡散抑制も期待できる。

2021年06月17日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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